netstatでもlsofの代わりができるのか?

$ netstat -a とやると、ポートにアクセスしているプロセスがあることが分かるが、どのプロセスがアクセスしているかが分かるオプションSWはあるか? (->Gemini)
$netstat$コマンドでポートにアクセスしているプロセスを調べるには、OSによって異なるオプションを使用します。一般的には、以下のオプションが使われます。

## Windowsの場合
Windowsでは、プロセスID (**PID**) を表示するオプション\*\*`-o`\*\*を使用します。
> netstat -ano
このコマンドを実行すると、最後にPIDの列が表示されます。
* **`-a`**: すべての接続とリッスンポートを表示します。
* **`-n`**: アドレスとポート番号を数値で表示します(名前解決を省略し、表示を高速化します)。
* **`-o`**: 各接続に関連付けられたプロセスIDを表示します。
表示されたPIDからプロセス名を特定するには、タスクマネージャーの「詳細」タブや、`tasklist`コマンドを使用します。
> tasklist | findstr

## Linuxの場合
Linuxでは、プロセスID (**PID**) とプロセス名を表示するオプション\*\*`-p`\*\*を使用します。
$ netstat -tulpn
多くの場合、このコマンドを実行するには管理者権限(`sudo`)が必要です。
$ sudo netstat -tulpn
このコマンドを実行すると、最後の列に**PIDとプログラム名**が表示されます。
* **`-t`**: TCP接続を表示します。
* **`-u`**: UDP接続を表示します。
* **`-l`**: リッスンしているソケットのみを表示します。
* **`-p`**: プロセスIDとプログラム名を表示します。
* **`-n`**: アドレスとポート番号を数値で表示します。
> ⚠️**注意:** 多くのLinuxディストリビューションで、$netstat$は非推奨となり、代わりに\*\*$ss$**コマンドが推奨されています。$ss$でも同様に**`-p`\*\*オプションでプロセス情報を確認できます。
$ sudo ss -tulpn

## macOSの場合
macOSの$netstat$コマンドには、直接PIDを表示するオプションがありません。代わりに\*\*`lsof`\*\* (list open files) コマンドを使用するのが一般的です。
$ sudo lsof -i -P | grep LISTEN
このコマンドを実行すると、`COMMAND`と`PID`の列が表示され、ポートを使用しているプロセスを特定できます。
* **`-i`**: ネットワーク接続を表示します。
* **`-P`**: ポート番号を数値で表示します(名前解決を省略します)。
* **`grep LISTEN`**: リッスン状態の接続のみに絞り込みます。
特定のポートに絞って調べる場合は、以下のようにポート番号を指定します。
$ sudo lsof -i :

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何故、多くのLinuxディストリビューションで、netstatは非推奨なのか? (->Gemini)
Linuxにおいて`netstat`が非推奨となっている主な理由は、**`ss`コマンドをはじめとする新しいツール群の方が、より高速で、機能が豊富であり、現代のLinuxカーネルに最適化されている**ためです。`netstat`は、**`net-tools`**というパッケージの一部であり、このパッケージは長期間メンテナンスされていません。

### `netstat`が抱える問題点
* **速度と効率の悪さ**: `netstat`はネットワーク接続情報を取得するために`/proc`以下にあるファイルを直接読み込んで解析します。接続数が多くなると、この処理に時間がかかり、システムに大きな負荷をかけることがあります。
* **機能の限界**: IPv6や高度なルーティング、統計情報など、新しいLinuxカーネルに実装されたネットワーク機能に対応できていません。
* **メンテナンスの停止**: `net-tools`パッケージは2001年以降、公式な開発が停止しています。各ディストリビューションが独自に修正を加えていますが、現代のネットワーク環境には対応しきれていません。

### `ss`コマンドが推奨される理由
* **高速性**: `ss`コマンドは、**netlinkソケット**という、カーネルとユーザーランドアプリケーションの間で情報をやり取りするための専用インターフェースを利用します。このため、**大量の接続情報でも非常に高速に処理できます**。
* **詳細な情報**: `ss`は、TCPの輻輳制御アルゴリズムや詳細な統計情報など、`netstat`では取得できない多くの情報を提供します。
* **強力なフィルタリング**: `ss`は、プロトコル、状態、アドレスなど、様々な条件で接続をフィルタリングする機能が強化されています。これにより、必要な情報だけを効率的に抽出できます。

### 結論
`netstat`は未だ多くのシステムで利用可能ですが、`ss`コマンドは**より現代的で、効率的かつ高性能な代替ツール**として広く推奨されています。ネットワーク管理やトラブルシューティングを行う上で、`ss`コマンドの習得は不可欠になっています。`netstat`の代わりに、`ss`、`ip`、`route`などの新しいコマンド群を学ぶことがLinuxにおけるネットワーク管理の主流となっています。

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参考情報:
2022.04
netstatでもlsofの代わりができるのか?
https://www.infraeye.com/study/linuxz47.html
# netstat -atnp | grep 25
https://tech.thekyo.jp/netstat%E3%81%A7listen%E3%8…
特定ポートの使用状況を確認する。外部から接続できるポートを調べる。
https://atsum.in/linux/inspect-port-usage/
\
Debian(Ubuntu)では、ifconfig,netstatの代わりにip。routeの代わりにss。
https://shirakawa.weblike.jp/blog-page/2022/10/16…

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